- 社長と馬が合わない…
- 考え方が合わない…
- 昭和を引きずってる…
- 怒鳴り散らして仕事に集中できない…
開始者のトップである社長が嫌いだったり考え方が合わなかったりすると、会社に行くのもイヤになりますし、業務効率も落ちますよね。
そんな会社でずっと仕事を続けるよりも、尊敬できるトップの元で働いた方がずっと幸せになれますよ。
今回は社長が大嫌いな人が転職すべき理由についてお話しします。
転職した方が幸せになれる理由
社長も組織も変わらない
社長の態度はいつか変わるのでしょうか。あなたが尊敬できる社長の姿へと変貌を遂げるのでしょうか？いいえ。絶対にあり得ません。たとえ社長が退陣して会長職に退いたとしても、絶対に今と変わることはありません。
なぜなら、一度形成された人格を変えるには、これまでの生き方そのものを作り直すくらいのエネルギーが必要です。
年配であればあるほど、今までの成功体験がジャマをして、変わろうとはいないでしょう。
そんな社長の元で作られた組織もまた変わることはありません。
社会の風当たりが厳しくなってきたり、得意先からの強い要望でもない限り、今までの業務体系を見直すこともなく、このまま緩やかに衰退していくでしょう。
あなたの好き嫌いが変化することはない
もうひとつ、あなたの好き嫌いが変わることもありません。他人を変えるのと同じくらい、自分を変えることも難しいものだからです。あえていうなら「慣れる」だけです。
社長の暴言に慣れるだけ。意味のない長時間の会議に慣れるだけ。
「うちの社長はこんなやつだから…」と、最後にはあなたが諦めるだけです。
今、大嫌いな社長を好きで好きでたまらなくなることは断じてありえません。
子どもの頃に嫌いだった野菜を、大人になって食べられるようになったんだから、人に対する好き嫌いも変化するのでは？と考えることもあるかもしれませんね。
食べ物の好き嫌いが変化するのは、大人になるにつれて味覚を感じる部位が退化してくるからです。
一方で人に対する好き嫌いは変えようがありません。脳が退化して起こるのはアルツハイマーくらいです。記憶障害にでもならない限り、人格が変わることは100％ないと言っていいでしょう。
つまり、あなたの社長に対する「嫌い」という感情は、社長と関わっている限りつきまとうということです。
定年までガマンし続けなければいけない
社長は変わらない。あなたの好き嫌いも変わらない。ということは、あなたが定年退職するか、社長が会社を去るまで今の状態がずっと続くということです。
大企業なら退任もありえますが、中小企業の社長はそんなに頻繁に交代しませんよね。しかも、社員なら定年がありますが、社長職に定年はありません。あなたが定年退職するまであと何十年というをガマンできますか？
転職を妨げる要素
自分以外は楽しそう
社長と合わないのが自分だけだと「自分がおかしいのかな？」と思ってしまい、自分が変わらなければいけないと思い込んでしまいます。しかし人の好き嫌いはどうすることもできませんし、社長が嫌いということは、あなたはその会社に向いていないのです。
周囲の人が楽しそうにしているとしても、それはあなたには全く関係のないこと。
あなた自身の感情をしっかり受け止め、自分がどんな気持ちでいるのかに正直になってください。
社長以外に不満が少ない
社長は嫌いだけど、他の給与面や仕事面には満足している場合です。
「社長がいなければまあいい会社だし…」と考えて、今の状態を受け入れてしまっています。
ですが、すべてがあなたとマッチする会社は絶対に存在します。不満が少ないからとがマンする必要はないのです。給与面でも仕事面でも、そして社長との人間関係も良好な会社を探しましょう。そのような会社はあなたが転職してくれることを待ち望んでいるはずです。
「社長と合わないから転職したい」なんて恥ずかしい
「人と合わないから」と話すと、なんだか子どもっぽく聞こえてしまいますよね。それで、恥ずかしいから言い出せなくて転職に二の足を踏んでいるケースもあるようです。
ところで、実際に転職する人の動機のほとんどが人間関係であることはご存知でしょうか？人と合わないことを理由にして転職することは、恥ずかしいことではないのです。キャリアコンサルタントに素直な気持ちを率直に伝えたら、きっと共感してくれるはずです。
まとめ
社長が大嫌いなら、早めに転職活動を行うべきです。
嫌いな人と一緒にいてもあなたの仕事の邪魔なだけですし、会社に行きたくない動機となっています。ストレスがたまると最悪の場合はうつになることも考えられます。
自分だけがガマンして、貧乏くじを引き続けますか？
それよりも、あなたにとって居心地の良い職場でのびのびと仕事をしませんか？
